ポイント解説関西圏の20社寺

point-1貴船神社

縁結び神社_貴船神社(きぶねじんじゃ)貴船神社(きぶねじんじゃ)は、いまから1600年以上も前の創建と伝えられる神社です。ご祭神は、水を司る神さまで、古くより朝廷の信仰も篤く、大切にされてきました。清流貴船川に沿って、本宮、中宮(結社(ゆいのやしろ))、奥宮と続くお社です。

中宮の結社は、磐長姫命をお祀りしています。瓊々杵尊は、大山祇命から、磐長姫命と妹の木花開耶姫の2人の姫を娶るように勧められましたが、瓊々杵尊は、妹の木花開耶姫だけを娶りました。それを恥じた姉の磐長姫命は、「私はこの地で、縁結びの神として皆の良縁を得させるために鎮まりましょう」とおっしゃいました。平安時代の情熱的な女流歌人和泉式部もこのお社にお参りし、不仲となった夫と復縁したといいます。失恋の悲しみを知るがゆえに、多くの女性の幸せを願う姫神さまを慕い、いまも多くのひとがお参りをしています。本宮から奥宮まで、徒歩でおよそ15分、間にある結社は、本宮から徒歩で8分ほどです。本宮、奥宮とお参りし、最後に結社へお参りするのが、古くからの慣わしだそうです。


貴船神社(きぶねじんじゃ) 基本情報
創建 反正天皇の御代(336-410)
ご祭神 本宮:高龗神(たかおかみのかみ
中宮(結社):磐長姫命(いわながひめのみこと)
奥宮:高龗神(たかおかみのかみ
※龗は雨冠に口3つの下に龍)
鎮座 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
電話 075-741-2016
交通アクセス 叡山電鉄貴船口駅徒歩30分
叡山電鉄貴船口駅から京都バス貴船行5分貴船下車徒歩5分




point-2賀茂御祖神社(下鴨神社)

縁結び神社_賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)は、いまから2200年も前に創建されたと伝えられる神社です。鴨川上流の賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに、京都に平安京が置かれる以前から、この地を見守ってきました。下鴨神社の通称で親しまれています。5月に行なわれる葵祭は、正しくは賀茂祭といい、上下賀茂社のお祭です。

東西の二殿からなる本殿は国宝に指定されています。東殿には賀茂建角身命、西殿には玉依姫命をお祀りしています。玉依姫命が鴨川で禊をしていたとき、丹塗りの矢が流れてきました。それを拾い上げ、床に置いたところ、矢は美しい男神となりました。玉依姫命はその男神と結婚され、子供を産んだと伝えられています。この神話から、古くより縁結びの姫神さまとして信仰されてきました。

また、参道から楼門をくぐる手前に、相生社(あいおいしゃ)とう末社があります。このお社は万物を創造した「産霊(むすび)」の神さまである神皇産霊神をお祀りしています。ご神木の「連理の賢木(れんりのさかき)」は、2本の木が途中から1本となって伸びており、縁結びの神さまのお力の強さを示しているといわれています。木が枯れると、お社の杜である糺の森のどこかに跡継ぎの木が生まれるといいます。現在の木は、四代目だそうで、この不思議な木は、京都の七不思議のひとつに数えられています。


賀茂御祖神社(下鴨神社)(かもみおやじんじゃ/しもがもじんじゃ) 基本情報
創建 崇神天皇7(紀元前90)年
ご祭神 賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
 末社 相生社 神皇産霊神(かむむすびのかみ)
鎮座 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話/FAX 075-781-0010
075-781-4722
交通アクセス JR京都駅から京都市営バス30分下鴨神社前/糺ノ森下車徒歩3分




point-3野宮神社

縁結び神社_野宮神社(ののみやじんじゃ)野宮神社(ののみやじんじゃ)は、天皇の代替わりごとに新しく選ばれる斎宮が、伊勢へ旅立つ前に潔斎をした神社です。

斎宮は、天皇家の信奉する伊勢神宮で、天皇の代わりに神さまにお仕えしました。未婚の天皇の娘である皇女や、姪や孫にあたる女王が選ばれました。野宮は、嵯峨天皇の代の斎宮仁子内親王より当地に定められました。いまから1200年前のことです。木の皮を剥かない黒木の鳥居と小柴垣で囲われた境内は、神社の古い様式を伝え、天皇の即位式のひとつである大嘗祭で行なわれる様式と同じです。

境内の左側にある境内社の野宮大黒天は、縁結びの神さまとして信仰を集めています。このお社の側にある「お亀石」をなでながらお祈りをすると、一年以内にその願いが叶うといわれています。


野宮神社(ののみやじんじゃ) 基本情報
創建 大同4(809)年
ご祭神 野宮大神(天照皇大神)(ののみやのおおかみ/あまてらすすめおおかみ)
境内社 野宮大黒天 大国天(大国主命)(だいこくてん/おおくにぬしのみこと)
鎮座 京都府京都市右京区嵯峨野宮町1
電話 075-871-1972
交通アクセス JR京都駅から京都市営バス1時間野宮下車徒歩4分




point-4大原野神社

縁結び神社_大原野神社(おおはらのじんじゃ)大原野神社(おおはらのじんじゃ)は、いまから1200年以上も前に創建された神社です。都が奈良から京都に移されたとき、春日大社から勧請されたのがはじまりです。権勢を誇った藤原氏の氏神なので、朝廷からも大切にされました。

藤原氏では、女性が生まれると、中宮や皇后になれるように、このお社に祈願したそうです。そして、その願いが叶った暁には、お礼参りをしました。特に、平安時代の有力者である藤原道長の娘で、一条天皇の中宮となった藤原彰子の行啓は、紫式部もお供をしていたのですが、その華やかさは当時の語り草になったといいます。このような歴史から、いまでも縁結びの神さまとして、特に女性の守り神として尊崇を集めています。


大原野神社(おおはらのじんじゃ) 基本情報
創建 延暦3(784)年
ご祭神 武御賀豆智命(たけみかづちのみこと)
伊波比主命(いわいぬしのみこと)
天之子八根命(あめのこやねのみこと)
比咩大神(ひめおおかみ)
鎮座 京都府京都市西京区大原野南春日町1152
電話/FAX 075-331-0014
075-332-1977
交通アクセス JR向日町から阪急バス20分南春日町下車徒歩8分




point-5八坂神社

縁結び神社_八坂神社(やさかじんじゃ)八坂神社(やさかじんじゃ)は、いまから1500年も前に創建されました。京都に平安京が置かれる以前から、この地を見守ってきました。明治の廃仏毀釈で「八坂神社」と改名されましたが、もとは「祇園社」という社名でした。いまでも「祇園さん」と親しまれています。また、素戔嗚尊を主祭神とする全国の八坂神社の総本社です。7月に行なわれる祇園祭(祇園会)でも有名です。

境内にある末社のひとつ大国主社は、縁結びの神さまとして有名な大国主命をお祀りしています。また、同じく末社の美御前社(うつくしごぜんしゃ)は、美貌の名高い宗像三女神をお祀りしています。お社の前にはご神水が湧き出しています。この水は、身も心も美しく磨いてくれるといわれ、特に女性の参拝の足が途絶えません。


八坂神社(やさかじんじゃ) 基本情報
創建 斉明天皇2(656)年
ご祭神 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
蛇毒気神(だどくけのかみ)
八柱御子神(やはしらのみこがみ)
末社 大国主社 大国主命(おおくにぬしのみこと)
末社 美御前社 市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
多岐理比売命(たぎりひめのみこと)
多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
鎮座 京都府京都市東山区祇園町北側625
電話/FAX 075-561-6155
075-531-1126
交通アクセス 京阪祇園四条駅徒歩5分
阪急河原町駅徒歩8分




point-6地主神社

縁結び神社_地主神社(じしゅじんじゃ)地主神社(じしゅじんじゃ)は、清水の舞台で有名な清水寺の境内にあるお社です。江戸時代までは、清水寺の鎮守社でした。その創建年代は不明ですが、境内の「恋占いの石」は、科学的な年代測定により縄文時代の遺物ということがわかっており、このお社の歴史の古さが偲ばれます。

ご祭神は、縁結びの神さまとして有名な大国主命と、そのご父母神である素戔嗚命と奇稲田姫命、さらに、奇稲田姫命のご父母神である足摩乳命と手摩乳命の五柱です。また、本殿前には、2つの「恋占いの石」があります。2つの石は、10メートルほど離れた場所にあるのですが、片方の石から、目を瞑ってもう片方の石へ無事にたどり着くことができたら恋の願いが叶うといわれています。縄文時代から、ひとびとの祈りを見守り続けてきた石に、恋の成就を問うてみてはいかがでしょうか?


地主神社(じしゅじんじゃ) 基本情報
創建 縄文時代
ご祭神 大国主命(おおくにぬしのみこと)
素戔嗚命(すさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしなだひめ)
足摩乳命(あしなずちのみこと)
手摩乳命(てなづちのみこと
鎮座 京都府京都市東山区清水1-317
電話/FAX
交通アクセス JR京都駅から京都市営バス15分清水道下車徒歩10分




point-7六波羅蜜寺

縁結び神社_六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)は、いまから1000年以上前に、踊念仏で知られる市聖空也上人によって開創された古刹です。

空也上人は醍醐天皇の第二皇子でありながら、疫病の蔓延する京都市中を十一面観音像を車に乗せて引き、病人にお茶を振る舞い、多くのひとを救済しました。その十一面観音像は国宝にも指定され、12年に一度開帳される秘仏として、いまに伝えられています。西国三十三ヶ所観音霊場の第十七番でもあります。また、口から仏さまが歩き出す姿をとらえた鎌倉時代の傑作空也上人像は、日本史の教科書にも載るほど有名な像です。

本堂脇に立つ十一面観音像は、「縁結び観音」と呼ばれています。お参りすれば、恋愛が成就し、縁結びのご利益があるそうです。


六波羅蜜寺(ろくはらみつじ) 基本情報
正式名称 補陀洛山 六波羅蜜寺(ふだらくさん ろくはらみつじ)
開創 天暦5(951)年
所在地 京都府京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町
電話 075-561-6980
交通アクセス JR京都駅から京都市営バス15分清水道下車徒歩7分




point-8華厳寺(鈴虫寺)

縁結び神社_鈴虫寺(すずむしでら) 華厳寺(けごんじ)は、いまから200年近く前の江戸時代中期に、比叡山で学んだ学僧鳳潭上人によって開創されました。四季を通じて鈴虫を飼育しているため、「鈴虫寺」の通称で親しまれています。

境内にたたずむ「幸福地蔵さん」は、ひとつだけお願いを叶えてくださるお地蔵さまです。

普通、仏さまは裸足なのだそうですが、このお地蔵さまはなんと草鞋を履いていらっしゃいます。それは、このお地蔵さまが願いごとをした私たちひとりひとりのところへ歩いておいでになり、その願いを叶えてくださるからなのだそうです。草鞋を履いているお地蔵さまは、日本でもこちらのお地蔵さまだけだそうです。優しいお地蔵さまに縁結びのお願いことをしてみてはいかがでしょう?


華厳寺(鈴虫寺)(けごんじ/すずむしでら 基本情報
正式名称 妙徳山 華厳寺(みょうとくさん けごんじ)
開創 享保8(1723)年
所在地 京都府京都市西京区松室地家町31
電話/FAX 075-381-3830
075-381-3841
交通アクセス JR京都駅から京都市営バス1時間鈴虫寺下車徒歩3分




point-9頂法寺(六角堂)

縁結び神社_六角堂(ろっかくどう)頂法寺(ちょうほうじ)は、いまから1500年以上も前、聖徳太子によって開創されたと伝えられています。都が平安京に置かれる前から、この地を見守ってきました。本堂が六角形をしていることから、「六角堂(ろっかくどう)」の通称で親しまれています。いけばな発祥の寺としても知られ、華道家元の池坊はこの寺の執行を代々務めています。西国三十三ヶ所観音霊場の第十八番でもあります。

本堂の東側に、平面六角形をした平らな石があります。これは、「へそ石」、「要石(かなめいし)」と呼ばれ、旧本堂の礎石と考えられています。平安京造営以前からこの地にあったことがわかっており、この石が京都の中心といわれています。境内にある柳の木は、平安時代はじめの天皇である嵯峨天皇が、絶世の美女と出会い、そして結ばれたといわれる場所です。この故事から、この柳の木に願をかけると願いが叶う縁結びの柳として、多くの人が訪れています。


頂法寺(六角堂)(ちょうほうじ/ろっかくどう) 基本情報
正式名称 紫雲山 頂法寺(しうんさん ちょうほうじ)
開創 用明天皇2(587)年
所在地 京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
電話 075-221-2686
交通アクセス 京都市営地下鉄烏丸御池駅徒歩3分
阪急京都線烏丸駅徒歩5分




point-10大神神社

縁結び神社_大神神社(おおみわじんじゃ)は、三輪山をご神体とした神社です。04創建年代は不明ですが、本殿をつくらず、拝殿から山を遥拝する神社の様式はとても古く、恐らく、有史以前より三輪山の姿に神の存在を感じていたひとびとによって尊崇されていたと思われ、日本最古の神社のひとつと考えられています。

ご祭神の一柱である大国主神は縁結びの神さまとして信仰されています。また、表参道の御手洗橋を渡ったところに鎮座する祓戸神社の東側に、「夫婦岩(めおといわ)」という2つの石がお祀りされています。はるか昔、とても仲良く長寿を保った夫婦の居た跡とのことで、この岩に縁結びを願うと良いといわれています。


大神神社(おおみわじんじゃ) 基本情報
創建 不明
ご祭神 大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
大己貴神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
鎮座 奈良県桜井市三輪1422
電話/FAX 0744-42-6633
0744-42-0381
交通アクセス JR三輪駅徒歩5分




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