ポイント解説全国各地の10社寺

point-1卯子酉神社

縁結び_卯子酉神社(うねどりじんじゃ)卯子酉神社(うねどりじんじゃ)は、江戸時代に遠野の商人だった港屋平兵衛が、遠野から150キロメートルほど離れた普代村(現在の岩手県下閉伊郡普代村)の鵜鳥神社の卯子酉明神を勧請したのが創建と伝えられています。

このお社は、柳田國男がまとめた遠野に伝わる民話集「遠野物語」の続編「遠野物語拾遺」に登場するほど、縁結びの神さまとして親しまれていします。赤い布に左手で願いを書き、それを境内の木々に結ぶことができれば、願いが叶うといわれています。


卯子酉神社(うねどりじんじゃ) 基本情報
創建 江戸時代
ご祭神 住吉大神(すみよしのおおかみ)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
大鷲大神(おおわしのおおかみ)
鎮座 岩手県遠野市遠野町
電話/FAX 0198-62-2111(遠野市役所)
0198-62-3047(遠野市役所)
交通アクセス JR遠野駅徒歩30分
JR遠野駅から早池峰バス遠野バスセンター行6分遠野営業所下車徒歩5分




point-2白山比咩神社

縁結び_白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、いまから2000年以上も前に創建されたと伝えられる神社です。石川県・富山県・福井県・岐阜県にまたがる白山地の中央にそびえる霊峰白山をその名にいただき、奥宮は白山の頂上(標高2,702メートル)に鎮座しています。

白山比咩大神は、伊弉諾神と伊弉冉神のご夫婦が争いをしたときに、仲をとりもった姫神さまです。白山比咩大神の別名である菊理媛神の「菊理(くくり)」には解けたものを結う意味があり、古来より男女の仲を縁付ける姫神さまとして、信仰されてきました。


白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ) 基本情報
創建 本宮 崇神天皇の御代(紀元前148-29)
奥宮 養老2(718)年
ご祭神 白山比咩大神(菊理媛神)(しらやまひめのおおかみ/くくりひめのかみ)
伊弉諾神(いざなぎのかみ)
伊弉冉神(いざなみのかみ)
鎮座 本宮 石川県白山市三宮町二105-1
奥宮 石川県白山市白峰白山嶺上(白山国立公園地内)
電話/FAX 076-272-0680
076-273-0933
交通アクセス 本宮 北陸鉄道加賀一ノ宮駅徒歩10分
奥宮 白山登拝については、本宮へお問い合わせを




point-3北向観音

縁結び_北向観音(きたむきかんのん)北向観音(きたむきかんのん)は、いまから1200年ほど前に天台宗の高僧円仁(慈覚大師)が開創したと伝えられる古刹です。お堂が北を向いていることから、北向観音と呼ばれるようになりました。これは、観音さまが「北斗七星のように、自身も衆生のよりどころとなろう」と誓願されたことによるそうです。いまは、近隣の常楽寺がお守りしています。

正面階段を挟んで、愛の仏さま愛染明王をお祀りする愛染堂と、その向かい側に「愛染かつら」の愛称で親しまれる桂の巨木があり、長い間、縁結びの霊木として親しまれてきました。直木賞を受賞した川口松太郎の名作「愛染桂」は、この桂を取材したそうです。小説は映画化され、「愛染かつら」(昭和13年上映)として大ヒットしました。いまも縁結びを願うひとたちのお参りの足が途絶えません。


北向観音(きたむきかんのん) 基本情報
正式名称 北向山 常楽寺(きたむきざん じょうらくじ)
開創 天長2(825)年
所在地 長野県上田市別所温泉1666
電話 0268-38-2023
交通アクセス 上田交通別所線別所温泉駅徒歩10分




point-4富士山本宮浅間大社

縁結び_富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、いまから2000年以上も前に創建されたと伝えられる神社です。霊峰富士山をいただく本宮と富士山の山頂に鎮座する奥宮からなります。全国におよそ1300社あるといわれる浅間神社の総本社です。

ご祭神の木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)は、美貌の姫神さまとして知られています。瓊々杵尊の妃となられましたが、一夜で懐妊したので、不貞を疑われました。身の潔白を証明するため、木花開耶姫命はみずから産屋に火を放ち、そのなかで無事に三柱の御子をお産みなられました。姫神さまの美しさと強いお心にあやかりたいと、縁結びの姫神さまとして信仰されています。


富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ) 基本情報
創建 垂仁天皇3(紀元前27)年
ご祭神 木花開耶姫命(浅間大神)(このはなさくやひめのみこと/あさまのおおかみ)
鎮座 本宮 静岡県富士宮市宮町1-1
奥宮 富士山頂上
電話/FAX 054-245-1820
054-426-3762
交通アクセス 本宮 身延線富士宮駅徒歩10分
奥宮 富士山登拝については、本宮へお問い合わせを




point-5伊豆山神社

縁結び_伊豆山神社(いずさんじんじゃ)伊豆山神社(いずさんじんじゃ)は、いまから2400年も前に創建されたと伝えられる神社です。平安時代の末、伊豆に流人として暮らしていた源頼朝は、このお社に源氏の再興を誓いました。悲願が叶い、平氏を討ち、鎌倉幕府を開くと、このお社を「関八州鎮護」と称えて、多くの社領を寄進しました。尊崇をあつめ、今日に至っています。

流人として雌伏のときを過ごしていた源頼朝と北条政子がデートを重ねた場所としても知られています。境内には、2人が座ったと伝えられる「腰掛石(こしかけいし)」があります。また、社殿の両脇には梛(なぎ)の大木があります。梛の葉は、その葉脈の形から容易に裂けません。このことから梛の葉は、男女の仲が裂けない、願いごとが叶う、と古来よりいわれてきました。


伊豆山神社(いずさんじんじゃ) 基本情報
創建 孝昭天皇の御代(紀元前475-393)
ご祭神 火牟須比命(ほのむすひのみこと)
伊邪那伎命(いざなぎのみこと)
伊邪那美命(いざなみのみこと)
鎮座 静岡県熱海市伊豆山上野地
電話 0557-80-3164
交通アクセス JR熱海駅から東海バス七尾原行10分伊豆山神社下車すぐ




point-6恋の水神社

縁結び_恋の水神社(こいのみずじんじゃ)恋の水神社は、その創建年代は不明ですが、大国主命とともに国づくりをした少名彦命が、このお社の清水を飲んで、病気が回復したとか、大和(現在の奈良県)にいらした允恭天皇(376-453)が、「東方に延命の神水がある」とお告げを受け、その神水を探すように、家来に命じた、という故事が伝わっています。このときの家来の詠んだ和歌にちなみ、このお社の清水を「恋の水」と呼ぶようになったそうです。ご祭神の美都波能女命は、水を司る姫神さまです。

このお社には、桜姫という平安時代末のお姫さまの恋の話が伝わっています。桜姫は、家臣の青町という青年と恋に落ち、身分の違いから父の怒りを買い、勘当されます。周囲の反対を押し切って結婚した2人は、仲良く暮らしていましたが、あるとき、青町が病気になってしまいます。桜姫は必死に看病しましたがなかなか良くなりません。尾張国(現在の愛知県)に万病に効く「恋の水」があると聞いた桜姫は、都(現在の京都府)から遠くのこの地を訪れました。「恋の水」のすぐ近くまで来ていたにもかかわらず、道を尋ねた村人が貴族を嫌いで、「まだまだ先だ」と嘘をつかれ、疲れきっていた桜姫は失意のうちに亡くなってしまったそうです。愛するひとを想う桜姫の優しい気持ちから、「恋の水」は恋の病に効くといわれるようになりました。


恋の水神社(こいのみずじんじゃ) 基本情報
創建 不明
ご祭神 美都波能女命(みづはのめのみこと)
鎮座 愛知県知多郡美浜町奥田中白沢92-91
電話 0569-87-3133
交通アクセス 名鉄知多新線知多奥田駅から車で5分または徒歩20分




point-7結神社

縁結び_結神社(むすぶじんじゃ)結神社(むすぶじんじゃ)は、いまから900年ほど前に創建された神社です。京都と鎌倉を結ぶ街道沿いにあることから、尾張国(現在の岐阜県)の歌枕として知られ、和歌にも詠まれた古社です。織田信長はこのお社を篤く信奉していました。織田信長・徳川家康連合軍と武田勝頼軍が戦った長篠の戦いでは、戦勝祈願を行なっています。

お祀りされている天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神の三柱の神さま方は、天地を主宰し、生産と生成をつかさどるとされています。このことから、古くより、ことを成す=むすびの神さまとして信仰されてきました。「結び」から縁結びにもご利益があるとされ、多くの尊崇を受けています。


結神社(むすぶじんじゃ) 基本情報
創建 嘉応年間(1169-1171)
ご祭神 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
猿田彦命(さるたひこのみこと
鎮座 岐阜県安八郡安八町西結584
電話/FAX 0584--64-3111(安八町役場)
0584-64-5014(安八町役場)
交通アクセス 樽見鉄道東大垣駅から徒歩30分




point-8伊勢神宮

縁結び_伊勢神宮(いせじんぐう)伊勢神宮(いせじんぐう)は、正式な名称は「神宮」といいます。いまから2000年以上前に創建されたと伝えられ、天皇家の守護神として、そして日本全土をお護りくださる神さまとして、長く信仰をあつめてきました。五十鈴川の川上に鎮座する皇大神宮(内空)と、6キロメートルほど離れた山田の原に鎮座する豊受大神宮(外宮)のふたつのお社から成ります。

皇大神宮(内宮)の境内、宇治橋を渡って左側に向うと子安神社が鎮座しています。ご祭神は、美貌の姫神さまとして知られる木花咲耶姫命です。縁結びの神さまとして、信奉されています。


伊勢神宮(いせじんぐう) 基本情報
創建 皇大神宮 垂仁天皇26(紀元前4)年
豊受大神宮 雄略天皇22(478)年
ご祭神 皇大神宮(内宮) 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
豊受大神宮(外宮) 豊受大御神(とゆよけのおおみかみ)
皇大神宮所管社 子安神社 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
鎮座 皇大神宮(内宮)三重県伊勢市宇治館町1
豊受大神宮(外宮)三重県伊勢市豊川町279
電話 0596-24-1111(神宮司庁広報室)
交通アクセス 皇大神宮(内宮)JR・近鉄各伊勢市駅または各宇治山田駅から
三重交通バス15分内宮前下車すぐ
豊受大神宮(外宮)JR・近鉄各伊勢市駅または各宇治山田駅徒歩5分




point-9出雲大社

縁結び_出雲大社(いずもたいしゃ)出雲大社(いずもたいしゃ)は、2000年前の垂仁天皇の御代にお社の造営が行なわれたと伝えられる神社です。平安時代の子供の数え歌にも詠われるほど、古来より多くの尊崇を集めてきました。この数え歌によれば、お社の本殿は、奈良の大仏殿よりも大きかったそうです。

ご祭神の大国主大神は、縁結びの神さまとして有名です。毎年、十月になると全国の神さまがこのお社へお集まりになり、大国主大神を中心に、それぞれ持ち寄った縁を結ぶかどうかを話し合うそうでう。あなたのお願いした縁も、きっと神さま方がお考えくださっていることでしょう。


出雲大社(いずもたいしゃ) 基本情報
創建 垂仁天皇の御代(紀元前29-紀元70)
ご祭神 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
鎮座 島根県出雲市大社町杵築東195
電話 0853-53-3100
交通アクセス 一畑電鉄出雲大社前駅徒歩7分




point-10八重垣神社

縁結び_八重垣神社(やえがきじんじゃ)八重垣神社(やえがきじんじゃ)は、素盞嗚尊が、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した後、「八雲立つ出雲八重垣妻込みに八重垣造る其の八重垣を」と詠い、櫛稲田姫との新居の地を定めたのがはじまりと伝えられています。

社殿の後方に「奥の院」が鎮座しています。そこにある「鏡の池」は、八岐大蛇から身を隠す間、櫛稲田姫が鏡代わりに姿を映したといいます。この池で「縁占い」が行なえます。社務所でいただく薄い半紙の中央に小銭を乗せて、池に浮かべると、お告げの文字が浮かびます。紙が遠くのほうへ流れてしまえば、遠くのひとと縁があり、早く沈めば、早く縁があるといわれています。お社には、「夫婦杉」や「連理の椿」などもあり、縁結びのお社として、多くのひとがお参りに訪れています。


八重垣神社(やえがきじんじゃ) 基本情報
創建 神代
ご祭神 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
櫛稲田姫(くしなだひめ)
大己貴命(おおなむちのみこと
鎮座 島根県松江市佐草町227
電話/FAX 0852-21-1148
0852-22-9156
交通アクセス JR松江駅から松江市バス18分八重垣神社下車すぐ




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